所属 | 信和ゴルフ・瑞陵ゴルフ倶楽部 |
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生年月日 | 1977年9月15日 |
出身地 | 三重県 |
出身校 | 中京商業高校 |
身長・体重 | 185cm・85kg |
血液型 | A型 |
プロ入り | 2002年 |
ゴルフ歴 | 10歳から |
「つるやオープン2009」で涙のツアー初優勝!
男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」(兵庫県川西市・山の原ゴルフクラブ山の原コース)で、プロ8年目にして悲願のツアー初優勝を果たしました。’95フィリップモリス選手権で田中秀道のキャディを務め、初優勝を一番近くで見ていたのが富田でした。あれから15年、尊敬する師匠の背中を追い続けついに頂点に立ちました。
3日目が悪天候による中止となり54ホールに短縮された本大会。富田はトップと4打差の3位タイで最終日をむかえました。強風が吹き荒れるタフなコンディションのなか、マスターズ4位で今大会が国内初戦となる片山晋吾、富田と同じ年ながらすでに4勝をあげている近藤共弘、横尾要、谷原秀人、ブレンダン・ジョーンズといった優勝経験のある上位陣もスコアを伸ばせずにいました。そんな中「絶対に勝つ」という強い気持ちでスタートした富田は、1番で幸先よく4メートルを沈めてバーディ。3番でも5メートルを沈めてバーディ。8番からは3連続バーディ。さらには13番でも3メートルのバーディパットを沈めて、初日からトップを独走してきた上田諭尉をあっさりとらえて単独トップに躍り出ました。普通ならこのあたりから初優勝のプレッシャーが襲い掛かってくるところ。富田自身もこれまで優勝争いに絡みながら、最終日に失速する姿が目立っていました。しかし、この日の富田は「とにかく攻めるんだ」という勝利への執念をみせ、15番で再びバーディを奪いました。圧巻は17番のパー5.。フェアウェイからの2打目を4番アイアンで果敢に2オンを狙い、見事ピンの左奥15メートルにつけました。そして「絶対に入れる」という強い気持ちで放ったくだりの難しいイーグルパットは、吸い込まれるようにカップに消えていきました。その瞬間、グリーンを取り囲んでいたすべてのギャラリーが魅了され、大喝采をおくりました。普段は控えめな富田も劇的なイーグルで勝利を確信したのか、右手を高々と突き上げガッツポーズを繰り返しました。
富田は1イーグル、7バーディ、2ボギーとこの日のベストスコアおよび自身最少スコアタイとなる64をマークして通算15アンダーでホールアウト。2位に2打差をつけてプロ8年目にして悲願のツアー初優勝を果たしました。
スコアカード提出所で待ち構えていた田中秀道に握手を求められると、富田は目頭をおさえ涙を我慢することができませんでした。優勝インタビューでは「師匠の目の前で優勝できてほんとうにうれしい。はやく2勝目、3勝目を狙いたい」とコメントしてくれました。
2006 | 賞金ランキング 34位 (サンクロレラ・クラシック 2位) |
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2007 | 賞金ランキング 34位 (コカ・コーラ東海クラシック 10位) |
2008 | 賞金ランキング 39位 (ダンロップフェニックス 6位) |
2009 | 賞金ランキング 23位 (つるやオープン 優勝) |
2010 | 賞金ランキング 23位 (ダンロップフェニックス 3位) |
2011 | ABCチャンピオンシップトーナメント 12位 |
2012 | とおとうみ浜松オープン 41位 |
2013 | ファイナルQT 27位 2014年ツアー前半戦10試合程度出場予定 |