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「家族にひと目ゴルフ場を見せてあげたい。」「ゴルフの楽しさを体感して欲しい。」という会員様の願いを叶えるプログラム「ゴルフ場体験&ディナー」が4月12日、チェリーヒルズゴルフクラブで開催されました。
ゴルフは「マナーとルールのスポーツ」。家族を従えてゴルフ場を訪れた会員様は、その模範となるよう、いつも以上に凛とした姿でチェックインされていました。プログラムでは、スタッフの案内にそってクラブハウスからゴルフコースと、ゴルフ場の隅々まで探索します。会員様とそのご家族の総勢41名が、スタッフが掲げる手旗に先導されながら移動する姿は「ゴルフ場ツアー」そのものでした。
まずはクラブハウス内の見学です。ゴルフをされない方でもイメージしやすいように、ポーター・フロント・ロッカー・レストランとプレーヤーの実際の動きにそって順にめぐります。ヨーロピアン調で統一された家具類、さりげなく飾られた絵画やオブジェの数々、天井の装飾にいたるまで、その豪華内装に特に興味をもったのは奥様方。その奥様方の想像を遥かにうわまわり、チェリーヒルズを知りつくした会員様でさえ目を丸くしたのが、コンペルームの奥に隠れているVIPルームです。普段は目にする機会のないこのエリアは和室と洋室からなり、和室には石庭・茶室・檜風呂が備えられています。ここでは、奥様方と子どもたちより会員様のほうが興奮気味で、持参したカメラでしきりにシャッターを切っていました。
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館内の見学を終えたあと屋外にでて、いよいよ大自然とゴルフに触れます。この日は春らしい穏やかな天候、さらに都会ではすでに散ってしまった桜もここではまだ残っていて、参加者の心を和ませていました。
打球練習場ではコースを管理する作業機械がずらりと並び一行をお出迎え。グリーンキーパー自らが、芝の管理やコース管理の仕事についてわかりやすく教えてくれました。その後、実際に機械を動かして芝の刈りこみを披露、ミリ単位でグリーンの芝を刈っていく繊細さと、朝に刈ったばかりなのに、夕方にはもう数ミリ伸びている芝の成長の早さに驚かされた様子でした。次に実演されたのが、ホール(カップ穴)の切り替えです。まず、「ホール位置は毎日、変わります。」のキーパーの言葉にびっくり。その後、コース管理スタッフが専用の道具で新たな穴をあけ、古い穴をふさいで平らな地形に復元されると、参加者の皆さんから大きな拍手がおきました。それを見ていたキーパーが、「私が機械を動かした時には、拍手がなかったのに…」と、ぽつり…。最後に設けられた質問コーナーでは、「対外競技のときのグリーンスピードや硬さはどれくらい?」など、会員様ならではのプレーに直結する質問が次々と飛び交っていました。
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コースの管理について勉強した後は、いよいよコース内へ。クィーン1番ホールを、ゴルフのルール、コースの造り、スコアの数え方、クラブの種類などを学びながら、参加者全員で歩きました。このコーナーで登場したのがチェリーヒルズゴルフクラブ所属で、わかりやすいレッスンに定評がある水品幸三プロ。ゴルフのおもしろさや難しさを体感していただくために、1ホールをプレーしてくれました。参加者の皆さんが取り囲む中、まずはティショット。豪快に放たれた球は宣言どおりに270ヤード先のフェアウェイど真ん中に着弾。その正確で力強いドライバーショットに子供たちから歓声があがりました。セカンドショットはピン奥につけバーディチャンス。下りの難しいスライスラインのパッティングに緊張感が高まります。ボールは惜しくもカップに届かず、おもわず「おしいっ!」の声が響きました。 プレーの合間にはコース保護のために行う「デイポット跡の目土」や「グリーン上のボールマーク修復」について、その意味と方法を学びました。プレーだけでマナーついても興味深く聞き入っていた子供たちの姿が印象的でした。また、無人で動くカートを見て「乗りたい!乗りたい!」とお願いする子どもたち、乗った後に「ありがとうございました。」と律儀に頭をさげる姿は、さすがゴルファーのお子様だと感じました
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ゴルフコース・プロのプレーを見た後は、やっぱり自分でも球を打ってみたくなります。一行は打球練習場に戻り、「ゴルフ体験タイム」がスタートしました。はじめてクラブを握るお子様を手取り足取り幸せそうに教える会員様、何年もゴルフから遠ざかっている奥様に優しく教える会員様、会員様のナイスショットに感嘆する奥様など、家族によりその過ごし方はさまざまです。 また、水品プロからレッスンやアドバイスを受けれたのも貴重な経験になったようです。打球練習を終えると、「パターゴルフ大会」が行われました。パッティンググリーンには、コース管理スタッフが6人がかりで造ったという渾身のパー3コースが用意されおり、キーパーいわく「ジョンーズ氏の設計思想を取り入れた」とのこと!?ゴルフ歴30年以上の会員様も、今日はじめてゴルフを体験する方も、ミスパットでは悔しがり、ナイスパットが出るとハイタッチで喜び合うなど、心から家族とゴルフを楽しんでおられました。 |
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体を動かして空腹になった後はクラブハウスに戻り、レストランで国産牛の陶板焼きや旬の食材を使った天婦羅など豪華料理に舌つづみをうちました。普段は100席以上で埋め尽くされるホールは、参加者41名のために贅沢にレイアウトされ、ゆったりとした空間のなかで食事が進みます。「お父さん、ゴルフ上手だね」「私、パターの才能あるかも」など、各テーブルでゴルフ談義に花が咲きます。また、サプライズでレストランから見える桜がライトアップされ、暗闇の中、さくらの花びらだけが暗闇に浮かぶ光景は幻想的でした。食事が落ち着く頃には、パターゴルフの表彰式やビンゴゲームが開催され、大人から子供までお盛り上がり。和やかな雰囲気のなかプログラムは終了しました。
お帰りなる会員様からは「ありがとう。楽しかったよ。」「わかりやすいプログラムで、家族もゴルフに興味をもったみたい。」というお言葉もいただき、ゴルフに触れてもらう一助になったのではないかとうれしく思います。
次はぜひプレーヤーとしてご家族でのご来場をお待ちしています。
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